ヒッチハイクせずにはいられない!

オトコ46才、ドロ沼の日常を捨てて、旅へ。ヒッチハイクの旅へ!!

宮崎ハイク☆6日目[後編]

 

 

 


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母親に報告しなきゃ。麻雀から帰ってきてるだろう。そろそろ。

 

 

もしもし、麻雀、どうだった?

 

            今日はぜんぜんダメだったよー

 

 

そっか、

そっちの運、ぜんぶこっちでもらったよっ。

 

 

 

 

グヘン、

グヘン、

グヘーーーン

 

 

   泣かないでよー、どうしたのよ、

   何かわかったの?

            

             泣かないでよー

 

 

グヘ、グヘ、グヘ、、、、、

 

 

 

 

うんとね、、

あれからね、、

団地にね、

行ったらね、

叔父さんがいたね、

部屋がね、

わかってね、

不動産屋さんに行ってね、

そしたらね、

サトシ君のね、

連絡先がね、

わかってね、

それでね、

サトシ君がね、

来てくれてね、

 

    えっ

 

それでね、

お墓にも行けてね、

おじいちゃんちにね、

連れていってもらってね、

そしたらね、

家があのまんま残っててね、

 

      えーーー  

 

それでね、

向かいの家のね、

おじちゃんがね、

おれ見てね、

ショウチャンの息子かって、、

 

 

グヘーーーーーーン、、、

 

 

父さんがいたよ、

あそこに、

いたよ、

 

 

グヘーーーーーーン

    

     

      グヘーーーーーーン

 

 

 

 

 

 

おれ、ほんとにかわいくない息子だったんだよ。反抗もしないし、わがままも言わない。

ひとりっ子のおれは母方についてたし、何かと。そんな自分が後ろめたかったのか、正面から向き合えなかった。

オヤジは50過ぎでガンに。手術して仕事に復帰するも再発。そっからは進行が速くて。骨にまで転移。

痛かっただろうな、

いま思えば、、

辛かっただろうな、

いま思えば、、

もっと足をさすってあげればよかった。

もっとそばに居てあげればよかった。

告知してなかったから、最後までウソをついて接しなきゃいけなかったんだ、、最後まで正面から向き合えなかった。

 

 

 

母は何度か言った。

父さんは私が死なせたんだって。

おれが小2の時で家族旅行はぱったりなくなった。それまではいろんなとこに行ってたのに。オヤジは天職のような仕事を母に言わずに辞めてきた。部下の責任を取るようなカタチで。それから二人が仲良くしてた記憶はほとんどない。ケンカじゃなくて、お互い口をきかない。オヤジが病気になってからは仲良くやってたけど、、

 

 

おれも母親も、オヤジに対して、、、

いろんな思いが、、、

 

 

おれは今日、やっとオヤジの死と向き合えた。ずっと蓋をしてたんだろうな。今まで。

 

  

 

オヤジは死んで今は別のどこかで生きている。

 

 

 

 

 


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ありがとう。

今日の日を。